ひとまず、夏休み前に内定もらえてよかったです。(前日記参照)
正直7月はとても疲れていました。
2月からほとんど休息を入れず、ただただ就職活動に心血を注いできました。
6月7月は、合同説明会に行っても、春休みの頃のように元気よく企業へ飛び込んでいく勇気も気力も無くなっていて、無力感から会場の隅っこで泣きそうになっていた時期でもありました。この頃はホントにどうしようもなくって、行かないと他の人より遅れを取るとか、親に叱られるとか、頑張っている友達に「こいつ逃げてる」と思われるとか、とにかく自分のためじゃなくて人のことばかり気にしていて、会場にいる人や会社の多さ、参加企業の方々の目線や、積極的にブースを訪れている人の愛想のいい笑顔などが気になりすぎて吐き気がするので、結局1社も訪れずにすぐ帰ったりしていました。
無理に行かなくても、しばらく休んだり選考が進んでいる会社のことだけを考えてもいいってキャリアセンターの方に相談に乗ってもらってからは、だいぶ楽になりました。
それまではほとんどの合同説明会に参加していて、「自分はとても頑張っている」と自己暗示をかけたり、あまり積極的に活動していない人と比べて「よしっ!私この子よりは頑張ってる!」って思ったり。
自信を持つという意味では必要なことではあるのですが、ちょっと過剰でした。
人と比べてもあまり意味のないことなのに、それでも比べちゃう自分がいました。
とはいえ、自分よりも先に内定が決まった友達が周りに何人もいて、自分は何が足りないんだろう?何がいけないんだろう?何で頑張っているのに報われないんだろう?ってずっと思っていました。
何度自信を失ったことか。
何度人を妬みそうになったことか。
何度自分より下を探そうとしたことか。
どれだけ自分は周囲を意識してたんだろう。
今となってはちょっと恥ずかしい。
人の活動見て、「勝った」とか「負けた」とか関係ないのに、一時期すごく気にしていました。
順調な人を見ると羨ましくて、悔しくて、でも内定を取るのは運だけじゃなくてその人の実力や努力が多大にある。それをわかっているからこそ理性と本心がぐちゃぐちゃしてた。素直に祝ってやれない時もありました。
内定をもらうまではみんなお互いに励ましあったり情報交換したり、慰めあったりして特殊な連帯感を感じていたのに、一度内定を取ろうものなら態度がころっと変わる人もいて・・・。
急に上から目線に感じるアドバイスをしてきたり、すでに内定をもらっていることを隠して私と話を合わせていたり・・・。
正直イラッとくる時もありました。
でもそれは劣等感からくるイライラで、自己嫌悪にもなりました。
何度も受けて、何度も落ちて、何度もいろいろな方から励まされては元気になり、また凹むの繰り返し。
これでは先へ進めないことが段々わかってきていました。
そして、かなり本気だった会社に落ちてから、過去の失敗に目を向けるようになりました。
そういえばあの面接では声が小さかった。
そういえば想定外の質問にまるで対応できていなかった。
そういえば知ったかぶりをしていて、話が適当になっていた。
そういえばガチガチに原稿を作っていて、ロボットのように覚えたことを話しただけだった。
そういえば集団面接で他の人の態度を見て自信を失くしていた。
そういえばグループディスカッションで調子に乗ってテーマからズレたことを話していた。
そういえば笑顔が思いっきり引きつっていた。
そういえば見栄ばかりはっていて、全然素直な自分を出していなかった。
2月からしてきたことは決して無駄なことではありませんでした。
今思えば、無駄だった面接などなかった。
それらの経験がどんどん積み重なっていくうちに、自分って磨かれてたんだな。
就職活動を始めた頃、絶対に自分から集団の場で意見を発言することなんてなかった。
でも、今は明らかに違う。
自分でも意識してなかったけど、結構発言するようになってきている。
バイト先でも同じで、活動を始める前と今では大きく違う。
自分から動かないと事態が変わらないこともあると学んだ。
全ては、就職活動で見ず知らずの人と話す機会が増えたからだと思います。
そして自分から発言しないと評価されない。
そんな世界を知ったからだと思います。
成長したな。
と、いうわけで長々書いてしまったので今週のジャンプの感想はまた後日。
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